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 11月13日


300円のクリスマスコーディネート。
100円ショップの超大型店舗が駅前の新しいビルの中にある。無駄遣いばかりするので近づかないことにしている。
ところが近所の東急ストアは入り口のところが100円ショップになっていて、その向こうにスーパー、奥が酒屋という具合。どこからどこまでというのがはっきりしていない。会計は全部スーパーのレジなので、カゴの中は食品と一緒に100円ショップのものがまぎれていることがしばしばで、相変わらず無駄遣いは続いている。でもこの方法はなかなかスゴイと感心している。同じモノを買うなら少しでも安く「100円で買いたい」と思う時があるから、消費者心理をうまく掴んだ賢いやり方だ。で、安いから必要としていないのについつい買ってしまう。
入り口の100円のクリスマスコーナーに夢中だ。「ちゃっちい」かんじがかわいくて、あったかくて、どことなくノスタルジック。つい手が伸びる。木の板をカットしてペイントしたツリーや、木製のオーナメント、フェルトのバケツ、みんな100円(作った人のことやら、市場全体のことなど考えると最低でも300円以上で売って欲しい)。飾りきれないほどのクリスマスグッズがあるのに、また買ってしまった。
クリスマスツリーのバックにアドヴェントカレンダー、モミジバフウの実やキャンドルを置くだけで小さなクリスマスコーナーがもう一つ完成した。やっぱりスゴイ100円ショップ。100円グッズでクリスマスのことを思うことができたら、みんなの心が少しでも暖かくなるのなら、それは尊い嬉しいこと、100円玉は高価な硬貨だ。



 7月6日


アジサイの葉化病をご存知だろか。花が緑化し、2〜3年で衰弱し枯死するという病気だ。ファイトプラズマと呼ばれる病原菌の感染で花が葉と同じ緑色になる。感染は昆虫により媒介されると考えられているが、媒介昆虫は現在のところ不明。感染株の接触や感染株を切ったハサミでも感染すると言われている。風や虫でどんどん拡大するということは日本全国から報告が寄せられるようになった今、大変危険な状況と言わざる得ないのではないだろうか。
緑のアジサイは人気があり、私も好んで使ってきた。この病気を知らなかったからだ。市場では今でも高値で取引されている。売る側だけでなく、おそらく生産者も知らないということなのだろう。
緑色のアジサイはボリュームがあり、しかも緑だから、どんな花の色の組み合わせにもマッチするし、使い方によっていろいろな楽しみ方ができる。様々な用途に対応できるのも人気の秘密であろうと思う。誰もが好んで使っていたものが病気による緑化だったとは本当に残念でならない。
知らないとは恐ろしいこと。病気にかかった株は消却処分しかないそうだ。そして新たに植えることになる。私の住む場所は敷地内に多種のアジサイが植えられており、近年もりもり育って来てそれは見事。本当は高幡不動まで行かなくても十分なのだが、このあたりで何時間もねばって写真を撮っていたら怪しい住人になってしまうので、遠慮している。とにかくこの病気が一旦入って来たら大変なことになると想像している。鎌倉や箱根の強羅などアジサイで有名な地でも報告例がある。日本人が愛してやまないアジサイに、この恐ろしい病が拡がらないことを祈るばかりだ。
近年人気が高まりあちらこちらで見られるようになったアナベル。この花は緑から白へと変化し、最後花が乾くと再び緑になる。葉化病ではない。



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 10月22日


職場ではクリスマスの話が始まった。
「もみ」と口にしただけでスイッチが入って、頭の中が一気にクリスマスモードになった。
帰宅して早速クリスマスボックスを開けてみた。年々増えるクリスマスグッズをひとつ手にしたら、なんだかわくわくして、まだまだ早いのに開けたら最後、飾りたくてたまらなくなった。
木製のツリーやハンドメイドのピーナツ人形、羊や馬、雪だるま、リース、木の実…小学生の頃もらったキャンドルスタンドまである。ついでにキャンドルボックスもオープン!毎年増えてしまうのですごい数。丸、円柱、三角錐、形も色も大きさも様々。
玄関の棚の上はぎっしり。それでも「2006 Xmas Collection」は厳選したつもり。大きさや色の配置を考えながら時間をかけてひとつづつ並べるのも大切な仕事。今度はハートにスイッチを入れなくてはならない。新しい年に向ってちょっと早いけれど心の準備。

昭和記念公園では、クリスマスに欠かせない植物に出会った。野バラ。閉園時間直前、暗くてピントも危うい。1/8秒。秋の日は釣瓶落とし。



 2月28日


ムスカリが元気に育っている。
大雪の日、雪とムスカリを撮りたくてベランダに出しておいたのに、タイミングが見つからないまま、雪の中で凍ったりとけたりを繰り返しているうちに葉っぱが伸びきってべろべろになってしまった。かわいそうになって家の中に入れた。そしたらちいさなベルのようなつぶつぶがぐんぐん増えてころころと太り、予想以上に大きくなった。この種類は何というのだろう。頭に帽子をかぶったような、鶏の鶏冠のような…。とにかくかわいい。見ているだけ、それだけでいい。とここまで書いてほんのり春の香りがすることに気がついた。

2月は逃げるというけれど、100年に一度と言われる大雪におたおたしているうちに今日で終わってしまう。あれもこれもまだまだなのに。
「今でしょ!」ということばが嫌いだ。怠けてるわけじゃない、やってもできないことだってある。トルコや中南米には「明日できることは今日するな」という格言があるそうだ。だから明日のことはあすということで…「いいでしょ!」。



 9月13日


K教授の勧めでK大学の公開講座に出席することになった。
ー映画を通して英語で学ぶアメリカ南部〜「風と共に去りぬ」と「フォレストガンプ」ー長いタイトルだ。
英語嫌いの私にはドッキドキの授業になることは間違いないので「絶対にあてないで下さい」とお願いして参加することに。この大学には数年前まで園芸科があったので他にも魅力的な講座が盛りだくさんで「身近な樹木に親しむ」をすぐに申し込んだ。英語より先に樹木を申し込んだことが先生にバレてしまいどぎまぎ、その日のうちに電話がかかってきた。受話器をとるやいなやゲラゲラ笑われ、ほっとひと安心。

樹木講座の1回目は観察の方法。1時間の講義と2時間の公園散策の中でわかったことは、好きなはずの樹木を「知らなかった」ことと「気がつかなかった」こと。私の住む町はたくさんの公園と多くの樹木に囲まれている。それなのにいつもぼんやりとしか見ていなかった。それぞれの樹に幹に枝に葉に春夏秋冬と、時の流れがあることを知った。知るとはなんと楽しいこと!いろんなものが見えてくる。樹木がぐっと近づいてきた。

講義会場であるの多摩市立グリーンライブセンターにて。どくだみの葉が美しく変化していて、秋がやってきたことに気がついた。



 8月23日


炎天下、ひまわり畑に出かけた。
初めての場所だったので地図を頼りに歩き出したものの、さっぱりわからず不安になった。遠くに「ひまわりまつり会場↑」の看板を見つけやっと安堵した。歩いても歩いても次の看板が見つからず、また不安になって、徒歩15分と記載されていた場所にたどり着くのに40分もかかってしまった。
暑さでくらくらになりながらやっとの思いで展望台に上ると黄色い世界が一面に広がっていた。ひまわりがみんな一斉にこちらを向いている。「がんばったね、ようこそ」と歓迎してくれているかのように見えて嬉しくなった。この感動があるから暑くても重くても出かけてしまうのだと改めて思う。
写真を撮り始めて数分したところで、偶然師匠にお会いした。昨秋の個展以来だから久しぶりだ。なんだか急にホットして、先生一緒に帰りましょうとこちらから誘ってしまった。先生は朝5時半から来られていてあと1時間で帰られるというので、短時間だから頑張ろうという気持ちになった。ところが暑さで集中力がすぐになくなってしまった。
先生が遠くからこちらに手を振っていたので行ってみると、テントの中で真っ赤なスイカを食べていた。何かを買えばスイカを一切れいただけるというので一番軽そうなプチトマトを買ってスイカをゲット。冷たくないのに、甘さとたっぷりの水分で生き返った。さあ、と思った時には残り時間が少なくなっていたのだけれど、黄色の畑を見渡すことができただけでも十分満足だった。もう少し早い時間帯にまた来ようと決めた。一人じゃないから田んぼの広がる道の途中で暑さに倒れても大丈夫と思ったら安心できた。もし一人だったらもう二度とと思ったに違いない。
駅までの道はやっぱり長くて暑くて、着ていた首周りの大きく開いたブラウスは半分くらい汗が染みて電車に乗るのが恥ずかしいほどだった。さらに恥ずかしいのは帰宅して初めてわかった後ろの首まわりの日焼け。保冷剤を巻いた手ぬぐいを首に巻いていたら、ブラウスとの間に隙間ができていてしっかり茶色になっていたのだ。背中にV字、大きなブーメランをしょっているみたい。腕はしっかり長い手袋でカバーしていたのに肝心なところが抜けていた。もうこのブラウスは着れないし、こんなに暑いのに暫くはスカーフで隠すしかない。夏用のスカーフなんてあったかな…と探していたら見つかった。先月のはすまつりの折りスカーフ染めのワークショップをやっていて、私は友人と二人で参加したのだ。蓮の茎を煮だしたもので染めたシルクを、鉄や銅で媒染したシブイやつ。蓮自体ではうす黄色に染まるのだが、鉄や銅の働きによって茶色とグレーのシックなものになった。ここしばらくはこれにお世話になろうと思う。
ああそれにしても暑い。ブーメランは汗を拭けば痛いし乾けばかゆい、蝉は絶好調。この暑さはいったい…とため息ばかりの毎日。



 8月26日


原稿を二つ抱えている。苦痛である。
物書きに憧れたことがある。机上に原稿用紙と万年筆と珈琲カップ…。もちろんこの絵に憧れていただけなのだが、とにかく頭使わず体力勝負という過去を思うと、机上で何かを生み育むというのはどこかカッコいいし、いい香りがするのも無理のないことだ。
SNSをやっていて情報の中に「とにかく毎日何でもいいから書き続けること」とあった。なるほどと納得した。書かなければ字は忘れるし、考える、頭を使うということがなくなってしまうかもしれない。パソコンは何も考えなくても字だけは勝手に出てくるから困る。思い出したり考えたりという余裕を一寸も与えてはくれないのだ。
で原稿だが、最近何かを書くことが少ないせいで苦労している。1日1回、キーボードではなくて鉛筆で字を書こうと思った。そう、この鉛筆のナマリの漢字。こうしてキーボードで打ってないとさっと出てこないのだ。もともとプアーな文章力を何とかするためにも鉛筆を持って考える…これが苦痛を和らげる薬になるかもしれない。ということで、今日はリハビリを兼ねて久々に Flower Note を書いてみた。
レンゲショウマ 気温35℃の日、標高800mでもめちゃくちゃ暑い御岳山にて。



 4月2日


風邪が治らず無気力が続く。
桜満開というのにどよ〜んな日々。カラダとココロはいつだって仲良しだから仕方がない。今日は朝から小雨でお天気とも仲良し。
部屋の北側の窓(朝起きたらまずこの窓のブラインドを開けて今日のお天気を確かめる)から遠くに山々が見える。明るい緑の間に白やピンクが混じる。赤く見えるところは新芽だろうか。1年で一番華やかな彩りの季節だ。色をもっと見たくて、外に出ることにした。
隣の公園に有名なしだれ桜がある。多摩市の重要文化財、川井家の桜。
満開を過ぎて青々とした葉が元気よく出ている。雨に濡れるさくらは静かで美しい。
この桜幹囲が3.5m、高さ13m。幹のうねり、バランス、空間も見事、どこから見てもカッコイイ。この桜を守ってきた旧家は何代目なのだろうかと想像した。この1本の桜が変りゆく多摩ニュータウンの環境を見つめつつ今を生きているのだと思うと、大先輩であるこの木をこれからもずっと見ていたいと、桜が元気で生き続けられる場所であっと欲しいと心から思った。どんな時もその場に静かに立ち続けて数えきれないほどのいくつもの春を越えて今、咲いているのだ。スゴイ!みんなの大切な宝だ。



 7月2日


「あんたむきやで、いっぺん行ってみぃ〜」。
師匠から言われ出かけたのがここ。
私向きって何?どんなところ?と期待もあり、初めての場所で不安もあった。重い荷物に不安定な天気。雷雨やゲリラ豪雨になったら屋根付きの場所があるのか、食べるものは用意した方がいいのだろうかとあれこれ考えた。それでも一度は行ってみたい!そこで花好きの友人を誘って出かけることにした。
入口を入るまで全く中の様子がわからなかったけれど、いきなりアナベルの斜面が目に飛び込んで来て、すぐに幸せ気分でいっぱいになった。来てよかった!ここにはピンクのアナベルがあると聞いていたので楽しみにしていた。ここがアナベルの山か…と思ったけれど、山を登り始めると「アナベルの雪山↑」の看板が目に入った。アレレ?さっきのは違うのかしらと奥へと入ると本当にたくさんの種類のハイドランジアが斜面を埋めるようにころんころんとこぼれていて何とも言葉にしがたい可憐で美しい景色が広がっていた。友人と2人いちいち感激しながら写真を撮りつつ山を登ったのでなかなか前へ進まなかった。アジサイの園の一番奥に雪山はあった(←写真)。圧巻のひとこと。20ミリの広角レンズでもこのスケール感を表現するのは難しい。ここは東京サマーランドアジサイ園のほんの一部。
師匠の言う通りこのわくわく感はまさしくワタクシ向き…先生の関西弁がアジサイがこぼれる斜面の木立の向こうから聞こえてきたような気がした。



 6月11日


lower Note はすっかり更新がとまっている。
なかなか書けないのには理由がある。
ひとつは基本ソフトの問題。ホームページの更新はシステムが古くなり、古いOSでしか作業ができないので、新しいほうのOSを使って画像を作り、ハードディスクに保存し、それから古いOSを立ち上げてサーバーにアップロードし、また新しいOSに戻って来て今度は文書を作り画像とともにアップする…という大変な作業になってしまっているのだ。これは2年ほど前から。でも新しいMacを使い始めた今、新しいと書いたOSさえも既に古くなってしまい、OSを行ったり来たりだけではなくパソコンも行ったり来たりしている。ややこしややこし。
もう一つの理由は Facebook。実にお手軽なのでついついこちらに夢中になり、ついでに画像のアップもしてしまう。反応があるのも面白い。
時間の節約とかいっても結局は楽な方へと気持ちも頭の中もシフトしていって、それに気がつかないまま時間を消費してしまっているのかもしれない。Flower Note は書けないのではなく書かない、ただのイイワケだと少し反省。それにしてもお手軽にはリスクが必ずついてくる。いろいろと気をつけないとと思わされることがしばしばある。

昨日は携帯電話の電池が切れてしまった。最初はあら困ったと少し不安だったけれど、こんな時間があったほうがいいなと思いなおした。パソコンや携帯電話にやっぱり縛られている毎日であることに不自由さを感じた。酷い疲れ目、できるかぎり目をつむっていたいかんじ…自然の中に身を置くというのはそれらのモノから開放されるひとときでもある、大切な時間だ。
写真はニゲラ。花が散るとぷーっとふくらんでフウセンポピーと呼ばれるようになる。けれどいちばんぴったりとくると思うのは「くろたねそう」の別名。