題名   




■ 7月2日


「あんたむきやで、いっぺん行ってみぃ〜」。
師匠から言われ出かけたのがここ。
私向きって何?どんなところ?と期待もあり、初めての場所で不安もあった。重い荷物に不安定な天気。雷雨やゲリラ豪雨になったら屋根付きの場所があるのか、食べるものは用意した方がいいのだろうかとあれこれ考えた。それでも一度は行ってみたい!そこで花好きの友人を誘って出かけることにした。
入口を入るまで全く中の様子がわからなかったけれど、いきなりアナベルの斜面が目に飛び込んで来て、すぐに幸せ気分でいっぱいになった。来てよかった!ここにはピンクのアナベルがあると聞いていたので楽しみにしていた。ここがアナベルの山か…と思ったけれど、山を登り始めると「アナベルの雪山↑」の看板が目に入った。アレレ?さっきのは違うのかしらと奥へと入ると本当にたくさんの種類のハイドランジアが斜面を埋めるようにころんころんとこぼれていて何とも言葉にしがたい可憐で美しい景色が広がっていた。友人と2人いちいち感激しながら写真を撮りつつ山を登ったのでなかなか前へ進まなかった。アジサイの園の一番奥に雪山はあった(←写真)。圧巻のひとこと。20ミリの広角レンズでもこのスケール感を表現するのは難しい。ここは東京サマーランドアジサイ園のほんの一部。
師匠の言う通りこのわくわく感はまさしくワタクシ向き…先生の関西弁がアジサイがこぼれる斜面の木立の向こうから聞こえてきたような気がした。