過日はアユミギャラリーでの2回目の写真展「花こよみ」をご高覧くださりありがとうございました。
今回は多くの方々のご理解とご協力によって写真展が支えられました。自分ひとりではなかなかできないことがいくつかありましたが、不思議な出会いが重なって各々持ち前の分野で力を貸して下さいました。心から感謝いたします。
高校時代の友人がはるばる福岡から応援にかけつけてくれたことや、「ことばの花束」の著者小塩トシ子先生をはじめこの本に携わった方々との再会は特別に嬉しいことでした。
写真展の準備のためにしばらく写真活動をお休みしていましたが、コスモスが咲き始めた今、また新たな気持ちでスタートします。新しい花こよみが再びはじまります。
2004年10月 おちあいまちこ
写真展レポート
その間「そろそろ出来たかな」とTreasure Boxを度々訪れてくださった方々、ほんとにごめんなさい。
じっくり熟成された（されすぎた？）レポートですが、あの暑かった今年の夏をふりかえりつつ、ゆっくりとご覧ください。
なお、このレポートに使用している会場写真は、manboさんとusagiさんによる撮影です。usagiさん、すてきな写真ありがとうございます。
2年前もそうだったが、花や植物を扱ったmanboさんの作品に、この場所と建物はほんとに似合っている、とつくづく思う。エクステリア、インテリア、作品、そして空気までが一体となって、訪れた人を包み込んでくれる。
本年5月の教文館での個展の後、「9月の個展はあまり新作が出せないのよね」とmanboさんはちょっと困った表情で話していた。しかし、夏も盛りの頃、普段制作過程では多く語らないmanboさんが「なんだか、のってきたのよね」と明るく笑っていた。彼女をそんな風に陽気にさせたものは何なのか。その謎を解き明かそうと、オープニング当日ギャラリーへと赴いたのだった。
