ごあいさつ
この度は「ことばの花束」刊行記念「光のおくりもの」をご高覧くださりありがとうございました。
たくさんの方とことばを交わすうちに「ことばの花束」が多くの方々に愛されている本であることを知りました。このことは私だけでなく、この本に関わったすべての人たちにとって大きな喜びであり励ましです。
この本を求めて遠くから教文館にいらっしゃった方にお会いしました。写真展のことを知らずに来られて、本物を見ることができたと大変喜んで下さいました。私の帰宅時間の5分前のことでした。忘れえぬ出会いです。この写真展での数々の出会いを胸に、写真を撮り続けたいと思います。
最後に写真展のために力をつくして下さった日本キリスト教団出版局および教文館のみなさまに心より感謝し、ひとことお礼申し上げます。

2004年7月  おちあいまちこ


写真展レポート

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manboさん(おちあいまちこさん)の写真展から早1ヶ月。皆さん、大変お待たせしました。2002年秋に引き続きレポート第二弾をお送りします。
写真展をご覧になった方は作品を思い出しつつ、遠方などで来られなかった方は会場の雰囲気を想像しつつ、しばらくお付き合いください。
( photo : manbo / report : kaeru )
教文館玄関ロビー。教文館ビルは昭和8年に建てられたアール・デコ調の趣のある建物。地下には資生堂パーラー4丁目店が入居している。
今回の写真展の会場は銀座4丁目、銀座の象徴ともいえる和光のビルやミキモトなどが立ち並ぶ銀座通りに面した教文館ビルである。
今回の写真展は、昨年末「ことばの花束」シリーズ3冊が刊行されたことを記念して、教文館、日本キリスト教出版局の後援で行われた。
教文館は、1885年に創業されたキリスト教の出版社。戦前より銀座にて書店・教会用品の店舗を構えている。キリスト教関連書籍だけでなく、一般書籍や子供の本を取り扱っていることでも有名。教文館を知る人は「あぁ、あの雑誌のバックナンバーが揃ってる本屋さんね」と言うそうだ。

ロビーのショウウインドウ。「ことばの花束」のほか、ハガキやパネルなどmanboさんの作品が展示されていた。
5月の終わり。ショールームと老舗の街、銀座へ。教文館ビルの表玄関を入るとロビーがあり、左手のショーウインドウにmanboさんの作品が美しくディスプレイされていた。わくわくしながら、会場の4階、エインカレムへ。エインカレムは教会用品やギフト用品の店舗で、ギャラリーは店舗を仕切った一角にあるのだ。
教会用品の店といっても、宗教色が強くて入りにくいという感じはまったくない。聖書の句がかかれたしおりやカード、賛美歌のCDなどはあるけれど、天使の置き物や小さなぬいぐるみ、きれいな刺繍の入った布製品など、クリスマスにプレゼントしたくなるような、心あたたまるものがたくさん並んでいる。ミッション系の学校を出たkaeruにとっては懐かしく、心地よい空間だった。お店の人たちもとても親切で、クリスマス前にはまた買い物に来ようかな、と思った。


さて、次ページより写真展の詳細です。
エインカレム入り口。あたたかい清らかな雰囲気に誘われるように中へ進む。

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染吾郎さん 

manboのMacの師匠。銀座の街を歩いていて師匠の作品に何度も出会いました。

Toshiさん
Webでお知り合いになりました。
精興社 吉田さんと高野さん
「ことばの花束」の印刷を担当してくださいました。予想以上の美しい仕上がりに感激しました。
PCM竹尾 鹿村さん
紙のことでいつも相談にのっていただいています。今回も随分お世話になりました。
森本ニ太郎先生
7月、エインカレムで写真展をなさいました。
桂川潤さん
「ことばの花束」装幀とデザインを担当してくださいました。味わいのあるイラストも素敵です。デザイナー必見のサイトです。
始終奏さん
美しい写真とテキストにひきこまれます。
長谷川淳さん
ギャラリーカタカタのオーナー。カエルコレクションは見事!毎年6月にカエル展があります。
さかうちさん
かえるちゃんのお魚仲間。いつもご親切にありがとうございます。
有さん
かえるちゃんのお魚仲間。この間お会いした時は新婚でしたが今回はかわいい赤ちゃん誕生!でご家族で遊びにきてくださいました。